2月
04
11月のある日 – Un Día de Noviembre –
クラシックギターのある生活も5年目。年始そうそうギター的イベントが続く日々を送ってます。
ステージ演奏では合奏団でカルメン組曲「ジプシーの踊り」を。半年ぶりのソロ出演ではキューバの作曲家 L.ブローウェルの「11月のある日」を弾きました。タイトルからして素敵なこの曲、ギター発表会ではよく弾かれる曲なんだけど、正直、これまで他の生徒さんの演奏を聴いててもパッとせず地味な曲という印象に過ぎなかった。それがパク・キュヒさんのCDで聴いたら「なんて美しい!」とイメージがくつがえり、一気に弾いてみたくなり、スペインから戻った秋頃から取り組んでました。
ソロ出演も10度目。舞台にも慣れもはや緊張しなくなりました!と言いたいところだけど、今回も舞台にあがるやいなや指の震えは止まらず。
発表会では老若男女ざっと70名近くの生徒さんの演奏を次々と聴くわけだけど、プロのコンサートを聴くのとは違う学びがたくさんある。天賦の才を感じさせる数名の方を除いては、聴いててハートに響く演奏というのは難易度の高い曲を弾くことなんかじゃなく、弦をしっかり掴んでるか、のびのび歌えてるか、自分の音楽ができてるかにつきるなと。
3月にも合奏団としての演奏、重奏でヴィヴァルディの曲を弾くことが決まってます。少しずつ、でも確実に広がりゆくギターワールド。好きな曲レパートリーを増やしていくため日々練習あるのみ。練習だけはウソつかないから。
「11月のある日」いい曲ですよね。
この曲は大萩康司さんの演奏もいいですよ。パク・キュヒさんはトレモロがとても美しいですよね。
ブログを観ておりますと、ギターが好きで好きでたまらないと言う西川さんの気持ちが伝わってきます。
これからも頑張って下さい。(アルハンブラの仕上がりはどうですか?)
小次郎さま
いつも、ありがとうございます。ギターで「できること」が増えていくにつれ、ますます楽しくなってきてます。アルハンブラはなかなかなめらかになってくれず。。ゆっくり育てていこうと思います。
こんにちは。前にもいちどコメントさせていただいた者ですが、モチベーション上げるために時々のぞかせてもらっています!
「11月のある日」、しっとりした素敵な演奏で聞き入ってしまいました。
私も大萩さんの11月のある日の演奏が好きでレッスンでも教えてもらったのですがなんだか自分で弾くとまったくしっくりこなくて途中でやめてしまいました。とても憧れていた曲なので意外で戸惑ってしまったのですが自分の中で11月のある日イコール大萩さんだったので自分の表現が見つからなかったのだと思います・・・。
心に伝わる演奏の条件、つい技巧的な面にとらわれがちなのであらためて肝に銘じたいと思いました。
またギターの記事がアップされるのを楽しみにしております♪
Pafuさん
再びの、とっても嬉しいコメント、ありがとうございます!
プロの方の演奏をイメージに焼きつけつつ自分の表現をしていくって、言うは易し、、、永遠の課題ですよね。ギターを持ってない時(お風呂につかりながらとか)に声に出して(なるだけ朗々と!)歌うのは、個人的に気に入ってる表現の磨き方です!同じ曲も、またタイミングが違えば、違う表現ができるかもしれませんしね。
ブログのぞいてくださる方がいると、俄然張り合いがでます。ギターのこと、もっとマメに書いていきたいと思います!