ただ今、アメリカはオレゴン州に向かう機内でひっさしぶりのブログを書いてる。約10年前に渡辺葉さんのエッセイ『樹のあるところに住みたくなったから』を読んで以来ずうっと訪れたかったポートランドという街に、アメリカを転々としてる大学時代の友人ファミリーがこの夏から暮らし始めるといううれしい偶然が起き、なにせアクティブかつよく引っ越すうえゲストウェルカム!な家族なので、ならば今でしょと旅することに。

奇しくも今回の旅と被るタイミングで阪神デパートにて「ポートランドフェア」が開催されてるとおり、おいしいコーヒー屋にクラフトビールに自転車でまわりたいダウンタウンとその暮らしやすさで注目度が高まってる都市なのだけど、ポートランドと聞いてもピンとこない人もまだまだ少なくないようで、仕事でご一緒してる方からはなんでわざわざそんなとこへ長時間フライト耐えてまで、何があるんすか、10日間もひとつの街にいてツラくないんすか、真顔で訊かれた。「魅力ある街」を体感してみたいって思いが人よりずーっと強いのだし、おまけに今年は例年になく大きなプレッシャー下での通訳仕事の割合が増えキリキリ舞いなることが続いてたので、まとまった休みとって気分転換しないと心が枯れる。

ヒップでエコなまちづくりがやたら持ち上げられてるその陰で、この街にはホームレスが急増(しかも若者が多い)してるとも聞く。日々『ビッグイシュー』の翻訳で世界のホームレス問題に触れてる身としては、この問題の実態やカルチャーの最先端をいく街がこの問題に対してどんなアプローチ取ってるのかにも興味があり見てきたいと思ってる。今回の旅にあわせ8年ぶりにミラーレス一眼カメラを新調、前々から気になってたSONYα7II がやってきた。知らない街で途方に暮れないようiPhoneを7回フル充電できる最強モバイルバッテリーも持ってきた、からきっと不死身。「樹のあるところ」ポートランドをいっぱい撮ってこようと思う。