まさかのセルビア旅 ーノヴィ・サドー
バルセロナ滞在中、バルカン半島のセルビア共和国に旅してきました。ビザの関係でシェンゲン協定圏外に出なければならず、当初はモロッコでも行くかななんて考えてたんだけど、どうやら彼の地はこの時期40度近くの灼熱と、、、
そんな時に現地でできた縁がきっかけでセルビア案が浮上。まったくイメージが湧いてこないひたすら未知の国ながら、2時間ちょいのフライトで行けるならとすぐにVuelingフライトを予約。
セルビア第二の都市ノヴィ・サドに暮らす友人がつきっきりでアテンドしてくれるということで大船に乗った気分。現地入りする前に仕入れた情報は、「セルビアの経済規模は山形県のそれと同じくらい」「ノヴィ・サドにはそれほど見るべきものはない」以上!(Wikipediaより)
ベオグラードの空港まで迎えにきてくれた友人の車で1.5時間のドライブ。首都からの幹線道路だというのに外灯がひとつもなく、真っ暗。でもノヴィ・サドに着いてしばえば、そこはすっかり街!めっちゃ普通にな〜んだってくらいヨーロッパ!
ステイさせてもらった友人邸。ミュージシャンとしても活動してる彼が淹れてくれるセルビアコーヒーの深い味と毎朝流してくれるナイスミュージック。優雅な朝だった。
街並みは、古めかしいというか壊れてもそのまんまな建物が目立つ。
ノヴィ・サドを代表する観光名所、要塞に立つ時計台へはワンコに案内してもらいました。
時計台そばでドナウ川を臨みながらのコーヒータイム。プライスレス。
思わずギターの名曲「ドナウ川のさざ波」が頭の中でリフレインした風景。
1999年のコソボ紛争によりNATO空爆で破壊された橋跡がなまなましい。
ちなみに日本でセルビアと聞くと、コソボ問題を代表とする民族問題ばかりが取り上げられ「ややこしい」国ってイメージも強いけど、ここ北部のノヴィ・サドに暮らす友人たちによると、そんなこと日常生活ではほとんど話題にもしないし、気にも留めてないし、南部のコソボには行ったこともないとか。
このお店で買ったハンガリー風サンドイッチがべらぼうにおいしかった!
こんな風にスープとパスタを自分で盛り合わせて食べる料理が多い。
ドナウ川で穫れた川魚入りスープも絶品でしたが、いかんせん盛りが良すぎて食べきれません。。
そんなお料理に欠かせないのがセルビア産ガス入りウォーター、うまし。