できることなら毎月、少なくとも季節ごとには通いたいワークスペースを見つけた。奈良の山村に。

オフィスキャンプ東吉野

「遊ぶように働く」をコンセプトにしたおもしろそうなシェアオフィスができたって記事を最初に目にしたのはよく行く近所のコーヒー屋に置いてあった男性誌、だったと思う。しかもニューヨークやベルリンではなく大阪からもまあまあ足を延ばしやすい奈良に。シェアオフィスといえばバルセロナのもずいぶん楽しかったけど(バルセロナでのコワーキングオフィス生活) ここはどんなとこ。

最初に訪ねてみたのはまだ梅雨真っただなかの6月のこと。大阪北摂の自宅からだと鶴橋に出て近鉄大阪線に乗り換え50分ほどで榛原(はいばら)駅着。そこからバスで50分(2時間に1本、平日のみ運行)という行程。両手に広がる山村風景が雨に濡れてひとり旅にぴったり。

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到着。実物のオフィスキャンプは妄想以上に美しかった、どこを切り取っても。深い緑に囲まれ、オフィスの前を流れる清流はアユ釣りのメッカでもあり竿を垂らす釣り人もちらほら。でなかったら都会のど真ん中かと思ってしまうほど洗練された空間。

空間だけでなく、ここで出会える人たちのヴァイブも、ひとりで乗り込んだ私をウェルカムしてくれる空気感も心を浮き立たせてくれるのに十分すぎて、数時間後には「来てよかった〜」と心底にやけた。

美しいコーヒースタンドでは高校生の頃からコーヒーを愛してるというスタッフ坂本さんがこだわりのコーヒーギアで丁寧に浅煎りコーヒーを淹れてくれる。17時(!)の仕事あがりにはふらっと温泉に行けるのどかさも出会ったばかりの人と裸のつきあいになるスピーディーさも◎

なんだかすごく遠くまで来たような気もするのに大阪はすぐそこで、フツーに日本語が通じて、海外に出て行くことを思うとずっと気ラク。

大阪はじめ都会から移住するクリエイターたちもじわじわ増えてるという。でも都会か地方かの二項対立ではなくて、いつもの暮らしに山村時間を自分なりのペースで取り入れてもらえたらいいと思ってるってスタンスがすごく腑に落ちた。奈良と大阪の距離感がそれを可能にしてくれるよね。

そんなわけで毎月はむずかしくとも季節ごとには通いたい拠点にしたいのだけど、唯一最大の懸念点は私がペーパードライバーだってこと。東吉野村へのアクセスも村での移動も車があると何十倍も自由がきいて楽しめるから。これについてはいまだ打開策が見つかってないけど、どうしても真夏の東吉野村を味わいたくて8月に一番身近なドライバー(父)を口説いて2度目のオフィスキャンプ!

おかげで念願の川遊びも叶い、近郊にも足を延ばしてミシュラン一つ星蕎麦屋「一如庵」の天ぷらに舌鼓、曽爾高原では緑の絨毯ハイキング、地元の方イチオシ「亀の湯」でとろっとろ温泉などよもやの奈良バカンスも満喫。そしてオフィスに戻ったらVitraチェアに座っておいしいコーヒー飲みながら仕事もできる。

オフィスキャンプのコンセプト「遊ぶように働く」は本当でした。間違いなくまた行きます。

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