自分ならではのライフスタイル
雪の残る有馬温泉に1泊旅してきました。平日昼の梅田発・有馬行き高速バス車内は見事なまでに中高年のおばちゃま達ばかり。独特の時事ニュースぶった斬り会話、すごかったです。久々に首までたっぷり熱々のお湯に浸かって、普段マンションのお風呂では半身浴レベルの水位で我慢してることに気付いたり。
翌日は兵庫県立美術館に立ち寄り、「フィンランドのくらしとデザイン展」を鑑賞。
エントランスで出迎えてくれたこのデザイン、スマホのカバーにしてたこともあるよ、私。
アルテック社、カイ・フランク、マリメッコ等々、フィンランド産デザインいっぱい見て思い出したのが、かつてベルリン旅の時に経由したヘルシンキ空港で押してもらった入国スタンプ。こんなとこにもシンプルなデザイン性。
とまあ、不定期でいただける翻訳仕事をぼちぼちこなしたり、出版翻訳企画書を練りつつも、こうして旅に出たり、人の少ない美術館でアートに触れたり、レディースデーには映画観に行ったり、なにかと人が少ない平日ライフを謳歌し、むしろ週末は自宅で静かに過ごすことが多いフリーランス生活も早7ヶ月。
何てったって時間に融通が利きやすいので、PEACH航空の一番安い価格設定時期に合わせて、フレキシブルに旅を計画できるのは実に有り難い。3月には北海道旅を予定してます。
でも、いいことばかりではないというか、長年の会社員生活であたり前だったことがあたり前じゃなくなることも少なくなくて、この7ヶ月のあいだでも、ずいぶん気分の浮き沈みを味わいました。
当初は平日のお昼間に家でお鍋混ぜてるだけで、こんなことしてていいんだろか?って不安にもなったし、出社しないでよい分、なんとなく挨拶したり会話する人がいないこととかも、気軽だけどかなり孤独だなとか。
そんなひとつひとつのことに時間をかけながら慣れていき、ずいぶん肝が据わってきた近頃ですが。
覚悟していたとはいえ、毎月の安定収入がないことはなかなかハラハラもの。
天引きされない税金や健康保険代をコンビニで払う今、税金もシビアなほど意識します。
そら、政治への関心も増しますわ。
自分の生活から削れるもの削れないものをよく考える。
習慣のようにスタバやカフェに入っちゃってたところを家珈琲にしたり。
フリーズドライのお味噌汁を日常使いしてたところを手づくりに変えてみたり。
友達から飲みに誘われても家に来てもらったり、人と会うのも極力お昼間にしたり。
でも、今までやってたことが「できなくなる」とか「ひたすら節約」って発想ではなく、今までなんとなくあたりまえにやってた過ごし方を変えてみたら気付くことや、案外いいかもと思えることもあって、ライフスタイルを変えることを主体的に楽しみたいなと。
働き方を変えたのだから、これまでのやり方、習慣、価値観をそのまま引きずってたら、そらアウトでしょ。
専門店で買った珈琲豆で淹れる美味しさ、お茶屋さんで買ったお茶っ葉の香しさはスーパーのものとは雲泥の差だし、手づくりお味噌汁でいろんな具の組み合わせ考えてみたり、お代わり自由だし。ゲストにも出せる料理をちゃんと作ることで胃袋も家計もハッピーだし。外飲みを減らすことで、いざ外飲みする時はその非日常感がより高まって心底楽しいし。自宅で好きな音楽かけながら湯たんぽ抱えて作業する気楽さとか、たまんないし。
こんな細かなこと言ってる割には、旅、ギター、本にかかるお金は私の中では必須もの。要は、何にお金を使って何を削れるか。周りがあたり前にやってることも、自分にはなくても案外平気だなとか。自分ならではのお金とのつきあい方、自分にとって価値あるものが改めて問われてるなと。
フリーランス生活。想像してるのとやってみるのではほんと身に沁み方が違います。だけど、誰に言われたわけでなく自分で選んだ働き方なのだし、どうせなら新しいライフスタイルにしなやかに適応し、自分ならではの人生をバリューダウンさせることなく楽しんでいきたいものです。
何を節約して、何には使いたいかって人それぞれ違うよね~。
私は食費、日用品を極力削って、遊びに使いたい派。
簡単な家計簿、とういうか出費表をつけ始めてからもう7~8年になるけど、つけると楽しいよ♪
今度ゆっちゃんに会えたときは、ゆっちゃん邸で昼飲みしたいなぁ( v ̄▽ ̄)
ひろみ
生活の潤いをキープしながらね!
かけるとこにはかけて、絞るとこは絞って、なんでもメリハリだね。
収支はもちろんつけてるよー、iPhoneで。数字って残酷。。賢くならざるをえんわ。。帰国4月だよね?やりましょう*´ェ`*!先輩主婦の節約術、教わらないと。