初の沖縄旅・今帰仁村に滞在しました③
旅の善し悪しは、いかにその地ならではのおいしいものを食べられるかが肝なので、
ガイド本や宿のおすすめ情報を参考に、かなり見つけにくいロケーションでもめげずに行ってきた。
食への執念。わざわざ行く価値あるお店ばかりなので、いつか本島北部に行くことがあればぜひ。
まずは沖縄ブランドの黒豚アグーの炭火焼を求めて、もちもちアグー。
とり好沖縄
県国頭郡今帰仁村字仲宗根290
http://r.gnavi.co.jp/f313200/
沖縄だもの。沖縄民謡をナマで聞けるという民謡居酒屋「ちゃんぷる〜」へ。キンキンに冷えたオリオンビールにてんこもりのジーマミドーフや沖縄やきそばをいただきながら沖縄民謡生ライブ!実にせつない顔で島唄や島人の宝などを唄ってくれました。
地元のおばちゃんも負けずに唄う唄う!やたら指笛が上手く、私のことを「大阪の女(ひと)」と呼ぶおじちゃん。
旅先の飲み屋で遭遇したい光景。
沖縄おやつの定番という「三矢のさーたあんだぎー」は揚げたてあちあちを。
沖縄ではおやつ代わりに食べるという天ぷらも、濃厚なおっぱソフトも、道の駅でひととおり堪能。
沖縄のチキンラーメン・オキコラーメンと「飲む玄米」はおみやげに。
沖縄ローカルフードにとどまらず、こんな緑いっぱいのガーデンカフェではハーブ・フーチバーのピザを。
もちもち生地がべらぼうに美味しくて、ハーフサイズにしたのが悔やまれたので、アップル果肉入りチーズケーキいただきながら読書して至福の時間。
fuu cafe
国頭郡本部町瀬底557
http://www.fuu-cafe.net
夜は「隠れ家Bar誠平」さんへ。
隠れ家と名のつくところで、ここまで見つけにくかったところはないってくらい
畑の奥深くにあるのだけど、一歩店に入ると重厚感溢れるインテリア。沖縄の田舎にいることを忘れてしまう素敵な空間。
それもそのはず、オーナーさんは東京から移住してきたという同年代の御夫妻で。
夜遅くに行ったのに、上質なお魚料理とパスタをこんなオサレ席でいただいて、食後は、カウンターで高級赤ワインをいただきながら、オーナー亮輔さん&えりさんとの会話もすごく心地よく。ひと部屋だけの超おしゃれな宿も併設しているので、次回は宿泊つきで来たい。
最終日は、こんな野蛮な道を上りつめた山の頂にある「カフェこくう」へ。
こちらのオーナー夫妻も本土から移住してきたという。Bar誠平のオーナーさんも言ってたけど、特に沖縄の地に縁があったわけではなく、ある時ふと移住してみようかってなっただけだって。本当に移住しちゃう人はそんなものなのかもなと思った。やる人はやってる。
沖縄の作家さんによる器に盛られたお料理は、どれもこれも素材を丁寧に生かしきってることがジーンと伝わってくるものばかり。食後の自家製はちみつ檸檬。濃厚だけどやさしい甘さで、ひとくち飲んだだけで「あ〜〜」と声が漏れ出てしまう。
アイスコーヒーが絶品という本島中部の珈琲専門店「原点」へも。
品の良さが溢れるマスター外間也蔵さんが入れてくれるアイス珈琲にはシロップと生クリームが最初から入っていて、混ぜずに飲むのが原点流とのこと。良質なコーヒーゼリーを飲んでるような初めての味は評判どおりのおいしさ。
店内には日本画家をされている姪っ子さんの作品が掛かっていたのだけど、私も部屋に掛けたいって思うくらい素敵だった。 日本画家・中原亜梨沙さんの作品
珈琲専門店 原点
沖縄市山里2-9-31
旅の〆は、ブーム到来中という沖縄ラーメン屋へ。
1日30食限定という太麺にもありつけ、超濃厚な鶏だしスープで堪能。間違いなく、今まで食べたつけ麺でベストな満足感。
麺だし工房 Garyu-ya siro
沖縄市泡瀬3-12-26
098-934-2218
とまあ、200%楽しみきった感のある沖縄旅。国内旅行では初のひとり旅ながら、旅してる間は寂しさなんて感じるヒマもなく、むしろ、ひとり旅してることへの周りのいろんな反応がおもしろかった。でも大抵、途上国で2年住んでたことに話が及ぶと「なるほど、そりゃひとりでも平気だわ!」って妙に納得されるんだけどね。
それにしてもやっぱり「旅」っていいなって。
お店の人やたまたまそこに居合わせた地元の人、旅人との会話。
また会うことはきっとないのだろうけど、そんな人たちと交わした「行きずり」的な会話が妙に心に響いたり。
でも、ただ沖縄の海きれい!とか、ごはんおいしい!だけでは勿体ないなと思ったので、
沖縄が抱える諸問題についてさらっと解説した本「沖縄道」を読んでいった。
沖縄のマスコミが現実とは異なるイメージを作り出そうとしている。
現実を知るには沖縄の歴史を腫れ物扱いせず、地元の人と直に気軽に語って議論してほしい
そんな風に書いてあったので、飲みの席でも基地問題についてちらっと訊ねてみた。
「沖縄の人は全員(基地を)無くしてほしいと思ってるよ」
「正直言って、どうでもいいよ」
そらそうだ、いろいろだよね。
特に、今帰仁は米軍関連施設がない沖縄の中でも希少なエリアということも関係してるのかな。
でも実際に旅したことで、沖縄関連のニュースに私自身がより反応し、思いを馳せやすくなってるし、
秋の沖縄の空気感が肌感覚でわかるようになったことが小さくない収穫。
旅はいい。ある人が言ってた「旅は帰るところがあるから楽しい」にtotally agree。
今回の旅バイブル。
沖縄旅行編終結~楽しかったヾ(*´∀`*)ノ
ゆっちゃんのグルメはとどまることなく磨きがかかってるね。
アグーが一人で全部食べれたのかめっちゃ気になる。。(笑)
ゆっちゃんブログを見るといつも私もやりたいな~とか、行きたいな~とか思うけど、所詮小心者だから1/10くらいしか楽しめないんだろうな。。と思いつつ・・・やっぱゆっちゃんはすごすぎるわ!
満喫しましたねー。
読み応えのある旅行記でした!地元に行ったからこそ出来た経験、得た知識、見識は、今後の人生に大いに役に立ちそうですね。
ひろみ
長いのに読んでくれてありがとう・:*:・°★,。・:*:・
アグー、最後の方ちょっとウッてなりつつ平らげたよ。気合い気合い(-_-)
もはや「小心者だからできない」とかって発想がない男前女子としては、
楽しみ方のスタンダードが一般女子とは少々ズレてるのか、、とは薄々気づいてたけどlll(-_-;)ll もう、こっち派でいくしかないな〜と諦めてます。。
Shoさん
やなぎーにそんな風に言ってもらえて、めちゃくちゃ嬉しいがな!☆*~゚⌒☆*~゚⌒どれだけひとり上手やのん!ってツッコミながら旅した甲斐があるわ。